ケイト・ブランシェットが夫から「これを読まずに死ぬな」と手渡された一冊
夜はやさし
F・スコット・フィッツジェラルド(龍口直太郎 訳)
「これを読まずに死ぬわけにはいかない」――ケイト・ブランシェット本人が夫からそう言われて手渡され、その言葉どおり今も繰り返し読み返している一冊。精神を病んだ妻ニコルと、アルコールに溺れながら彼女を救おうとする医師ディックの結婚生活の崩壊を描く、フィッツジェラルド最後の長編小説。繁栄の時代の裏にある人間関係の脆さを緻密な心理描写で描き切った代表作で、ブランシェットが何度も本棚から取り出す理由も、読めば腑に落ちる。
ケイト・ブランシェットは、夫から「これを読まずに死ぬわけにはいかない」と手渡されたのが本作との出会いだったと語っている。主人公ディックの内面が緻密に描かれている点に惹かれ、その後も繰り返し読み返しているという。
出典:夫から手渡されたのが出会いのきっかけと本人が発言、繰り返し読み返している愛読書として紹介